境田博美
係/制作/vol.10より 誕生日:1975.2/24
血液型:A型
足のサイズ:22.5cm
資格:北辰一刀流初段
特技:健康
趣味:読書、知らない所を徘徊
好きなモノ:穏やかなお年寄り、犬、ふかふかで上等なお客様用布団
好きな映画:「デッドマン」「Nockin’on heavens door」
好きな役者:篠井英介、チョウ・ソンハ、ジョニー・デップ
好きなキャラクター:タコ社長
好きな歌手:どんと、筋肉少女帯
欲しいモノ:ドラえもんの「24時間眠らなくても疲れない薬」
よく受ける誤解:酔ってる?
最近の悩みごと:意図しない点で変わり者に見られる、油断すると、際限なくボーッとする
根拠無く自信あること:たぶん長生きする
忘れられない台詞:「たまにはね、誰かに話かけたくなる、ほんとに話がしたくなる」「おまえさんは他人が何を必要としているのか、ほんのちょっとでも、それについて考えたことがあるのかい?」(動物園物語)
■ひとこと~サカイダさんについて
小柄な彼女は「あわてふためく」と「しっかりしている」のこの言葉を持ちあわす。
彼女はいつも小さなトランクと、どこかで買い物した時に貰ったであろう大きな大きな紙袋をもって稽古場に来る。その大きな大きな紙袋の中は広大で、雑然と散乱している沢山の言葉やモノや気持ちや、今まで蓄積してきたもの全てとか、そこに誘惑や欲望とか、とにかく沢山の事がそこにある。彼女は何か欲しいと思うと、あわててその大きな大きな紙袋に潜り込み、がむしゃらに探す。だもので大きな大きな紙袋はすぐに破け、雨に濡れたりして、新しい、また、大きな大きな紙袋に変えられる。中身はただ新しい紙袋にまたぽーんと放り込まれる。さて、もう一つの小さな小さなトランクはというと、決して捨てられることはない、電車の椅子に座れば彼女の膝の上に、雨の日は彼女の胸に抱かれる。中身はそのモノ達の居所もずいぶんと前から変わることなくしっかり整理されている。外から見れば、紙袋の中身を綺麗に整頓すればいいと簡単に思うかも知れない。けれど、その紙袋の中身だって彼女なりに欲しいモノを入れ込んだ…つまり彼女の大切なモノで、それが異常に沢山ある。彼女と話すと「もっと、面白いモノを!」と考えさせられる。紙袋の中からトランクにもぐりこみたいと思うからだ。(著:松川晃子)
